起業したいなら新卒で就職すべきかどうか
起業したいなら、メガベンチャーで働くことをおすすめします。
そこで、成功体験を積んでから起業がよいと思います。
メガベンチャーは、リクルート・DeNA・DMM・メルカリらへんがよいです。
スタートアップ(30人以下の組織)だと、人手不足で一人何役もこなすことになります。何者にもなれないリスクがあるので、推奨できません。
何でも屋さんは起業すれば誰でもなることができます。それよりも、まずはメガベンチャーの裁量権が大きい中で起業に役立つ専門スキルを身に着けるのがよいです。
- インターネット広告の知識、媒体理解
- 分析力(CPC・CTR・Rank・CVR)、仮説思考
- 資料作成スキル(エクセル、パワポ)
- 営業力(コミュ力、提案力)
- 目標設計
1つの職業だけでもこれだけのスキルと経験が身に付きます。
効果が悪いときに、「どうして数字が悪いんだろう」と考え、「CTRが落ちているからクリエイティブの疲弊かもしれない」と考え、「じゃあ新しいバナーを回してみよう」という発想に至ります。
「事実から仮説を立てて検証していく結果、効果が出る」という流れで成功体験を積み重ねることができるのです。
初めは不慣れなことでも地道に諦めなければ結果が出るということが理解できれば、起業しても上手くいくことでしょう。
インスタグラムなどの事例は稀で、大体の起業は初めからユーザーが伸びたり収益が上がったりすることはありません。
日々、間違っているかもしれないと思いながら自分の立てた仮説の中から1つ1つ実行し、効果を検証する中で数字が伸びていくのです。
成功体験があれば、「今は辛いけど、この先に成功があるはず」と踏ん張りが利くのです。
起業したいならまずは新卒でメガベンチャーに就職し、初めから「3年以内に辞める」など決心して、がむしゃらに仕事をすることをおすすめします。